マンドリン属の種類|マンドラ・マンドロンチェロ

マンドリン属の種類|マンドラ・マンドロンチェロ

マンドリン属の種類|マンドラ・マンドロンチェロ

2024/03/07
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。


マンドリンには、バイオリン属のバイオリン、ヴィオラ、チェロと同じように、大きさや音域の異なる楽器があるんだよ。それぞれ中音、低音を担当し、マンドリンオーケストラでは欠かせない役割を担っています。
それがマンドラとマンドロンチェロです。

マンドラは、中音域を担当する楽器で、バイオリン属ではヴィオラにあたります。マンドリンよりひとまわり大きく、音量も豊か。音域が人間の声域に近いため、深みのある音程を奏でられます。オーケストラの配置と同じく、このあと説明するマンドロチェロとマンドリンの間にいることが多いです。マンドリンオーケストラにギターを入れる場合もあるので、その場合はギターの横になりますので、ギターよりは低いパートということなのかな??

マンドラはマンドリンとともに主旋律を担当するほか、副旋律、独奏、伴奏と、幅広い役割をこなせる楽器です。マンドラには、マンドリンの1オクターブ下のマンドラ・テノーレと、ヴィオラと同じくマンドリンよりも5度下の調弦(CGDA)をもつ、マンドラ・コントラルトがあります。日本では、マンドラと言えば、主にマンドラ・テノーレを指します。

マンドロンチェロは、マンドローネやコントラバスとともに低音域を担当する派生楽器です。マンドセロとも呼ばれ、バイオリン属ではチェロにあたります。形状はラウンドタイプとフラットタイプの2種類があり、マンドラよりもさらに大きな形が特徴です。調弦はマンドラの5度下で、CGDAのチューニングとなります。くっきりと力強く温かな音質により、マンドリンオーケストラの演奏会には低音としてかかせない楽器なんだよ。
Copyright © 2012 - 2025 GOIS Inc. All Rights Reserved.