交響曲第5番の初演エピソード
交響曲第5番の初演エピソード
2024/02/27
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。
ショスタコーヴィッチ作曲の交響曲第5番「革命」は1937年11月21日、ショスタコーヴィッチが31歳の時で、ソ連のレニングラード、現在のサンクトペテルブルクにてエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で初演が行われたんだ。
もちろん初演は大成功で拍手喝采だったようだよ。
この初演におけるショスタコーヴィチのエピソードが残っているので紹介するね。
大指揮者ムラヴィンスキーとこの初演で初めて顔合わせすることになったんだけど、リハーサルで、ショスタコーヴィチはムラヴィンスキーの質問に対して何も答えることがなかったんだって。「無視」と「だんまり」を決め込んでいたんだね。まあ、当然険悪な雰囲気で周囲の人もハラハラドキドキだったとか。
ムラヴィンスキーにとっては困っちゃうわけだよね。作曲者の意図とは違った演奏をしてしまっては、ムラヴィンスキーの名声も傷がついてしまう。
そこでムラヴィンスキーはわざと無茶苦茶なテンポで曲を演奏しはじめたんだよ。そしたらショスタコーヴィチが「そうじゃない!」と怒らせたんだけど、ここからコミュニケーションが始まることになって、これ以降、両者仲良く協力し合うようになったんだって
ムラヴィンスキーの作戦勝ちだよね。因みにムラヴィンスキーはこの時34歳だったから、ショスタコーヴィチと同年代ということになるよね。若者にありがちのマウント合戦だったのかな?
さて、このムラヴィンスキーも結構面白い人生で、このことは明日少し書きますね。因みにこの交響曲第5番の初演が行われた翌年から、今回演奏したレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者になり、50年間続いたんだよ。
もちろん初演は大成功で拍手喝采だったようだよ。
この初演におけるショスタコーヴィチのエピソードが残っているので紹介するね。
大指揮者ムラヴィンスキーとこの初演で初めて顔合わせすることになったんだけど、リハーサルで、ショスタコーヴィチはムラヴィンスキーの質問に対して何も答えることがなかったんだって。「無視」と「だんまり」を決め込んでいたんだね。まあ、当然険悪な雰囲気で周囲の人もハラハラドキドキだったとか。
ムラヴィンスキーにとっては困っちゃうわけだよね。作曲者の意図とは違った演奏をしてしまっては、ムラヴィンスキーの名声も傷がついてしまう。
そこでムラヴィンスキーはわざと無茶苦茶なテンポで曲を演奏しはじめたんだよ。そしたらショスタコーヴィチが「そうじゃない!」と怒らせたんだけど、ここからコミュニケーションが始まることになって、これ以降、両者仲良く協力し合うようになったんだって
ムラヴィンスキーの作戦勝ちだよね。因みにムラヴィンスキーはこの時34歳だったから、ショスタコーヴィチと同年代ということになるよね。若者にありがちのマウント合戦だったのかな?
さて、このムラヴィンスキーも結構面白い人生で、このことは明日少し書きますね。因みにこの交響曲第5番の初演が行われた翌年から、今回演奏したレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者になり、50年間続いたんだよ。