肉屋になるはずだったドボルザーク

肉屋になるはずだったドボルザーク

肉屋になるはずだったドボルザーク

2023/11/28
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。



アントニン・ドヴォルザークが生まれたのは1841年チェコ共和国の首都プラハから少し外れた田舎町に生まれているんだけど、実家は肉屋さんだったんだ。

肉屋さんというと、なんか商店街の小さなお店をイメージしてしまうんだけど、たぶんそうじゃなくて、古代ローマ時代前までは穀物を栽培して食べるという習慣があまりなかったんだと思うんだよね。それは元々遊牧民だから、一箇所で住み着くという文化がなかったんだと思うんだよ。

だから古代ローマ時代からソーセージとかあって、どちらかと言うと、穀物を豚や牛に食べさせるという文化が中心だったんだと思う。

だから肉屋と言っても、おそらく飼育から加工までを担う仕事だったのでは?今でいうとわりと大企業的な存在だったのではないか?と勝手に思っています。

親戚筋も肉屋を営んでおり、世襲で代々肉屋をやっていた家庭に生まれたのがドボルザークなのかな??

因みに父ちゃんは肉屋の傍らツィターという、日本の琴を短くしたような楽器の演奏をしていて、先程出てきた親戚の肉屋のおじさんもトランペット吹きだったんだって。

ドボルザークが音楽と出会うのは小学校に通い始めて、その学校の校長先生がバイオリンをドボルザークに教えたんだって。そしたらすぐに習得しちゃって、その才能が開花しちゃったんだよね。父ちゃんの肉屋謙ホテルで演奏したり教会で演奏したりしてたらしいよ。

そんな、音楽才能豊かな我が息子でも父ちゃんはやっぱり肉屋にしたかったらしいんだよ。
Copyright © 2012 - 2025 GOIS Inc. All Rights Reserved.