指揮者のギャラの相場

指揮者のギャラの相場

指揮者のギャラの相場

2023/10/13

【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。



以前オーケストラの楽団員の給与について書いたら、わりとみんな興味を持ってくれたようだね。(笑)
今回は指揮者のギャラについて書いてみるね。

指揮者の平均年収をネットで調べていたら、なんと!厚生労働省が資料を発表していたよ、びっくり!
その資料によると、平均年収は490万円だって。以外にも低い。

この数字の分母がよくわからないのですが、まあ、食えない指揮者まで含めたときの数字なんだと思うよ。
例えばアマチュアの吹奏楽の指揮者とか・・・合唱とか。

指揮者は基本的にはフリーランスで個人事業主なんだけど、常任指揮者みたいに楽団に雇われている指揮者もいるね。私の友達で消防音楽隊の専属指揮者として自治体に雇われていた人を知っているよ。

まあ、これは特殊なケースで、多くはフリーランス。
で、実力や知名度でそのギャラは変わってきます。

例えば、コンクールに入賞してまもない、まだ指揮者になりたての人だと、1回の演奏会のギャラが10〜20万ぐらい。中堅どころで50〜100万ぐらい。世界で活躍する有名な指揮者だと、1回で500万を超えることもあります。

ようするに実力社会。需要と供給に左右されるわけですね。そのネームバリューだけで会場を満席にできるような指揮者だったりしたら、年収はすごいことに。でも知名度が低いと年収200万も届かない人が多くいるわけです。

こういった人はだいたい副業をしていますね。多くは学校の先生かな?
まあ、不安定な職業であることは間違いないね。

そんなわけで指揮者がギャラを上げるためには!ずばり仕事を増やし単価を上げるしかないわけです。そのためには経験を積み実力をつけ、自らの指揮者としての名声を上げていくしかありません。それはアマチュアでもなんでも仕事選ばずという感じで。

要するに指揮者としてデビューしても、努力を欠かさず、常に研鑽し続けることが大切なんだね。まあ、どんな仕事も同じなんだけどね。
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