オペラのはじまり

オペラのはじまり

オペラのはじまり

2023/10/03
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。


オペラのはじまりは、ルネッサンス末期1597年、イタリアのフィレンツェで始まったと言われています。1597年の日本は豊臣秀吉が2回目の朝鮮出兵をしたときです。この頃のヨーロッパでは、貴族のサロンに集まった音楽家や詩人らの手で当時上映されていたギリシャ劇に音楽を加えた音楽劇が起原だと言われています。

最初の作品は、ギリシャ人作曲家ヤコボ・ペーリの「ダフネ」と言われていますが、残念ながら楽譜は紛失してしまい、今ではどんな形だったのかわかりません。
ただ、その後のちのペーリの作品である『エウリディーチェ』は1600年以降に作曲されたもので、今日に残る最初のオペラ作品と言われております。もちろん私は聞いたことも見たこともありません。この時代は特に面白いこともないので書くことがないのですが、このあと200年ぐらいはオペラが盛り上がったらしいよ。

さて、この当時のオペラはイタリア語で書かれていたそうです。たとえ作曲家がドイツ語圏の人であっても、オペラを書くときはイタリア語だったそうです。
これは、イタリア音楽が最高!というのが当時の風潮で、宮殿はこぞってイタリア人音楽家を宮殿に雇い入れたそうです。

さて、18世紀中盤頃になると大衆オペラというものが盛んになり、これまで宮殿の一部の人達のものだったものが、大衆も楽しめるものが登場します。内容は主に当時の政治を揶揄するものが多く、それをコミカルにしたものが多かったようで、市民の娯楽として定着しました。

宮殿の仕事を主に行っていたモーツァルトもこの大衆オペラを大変気に入っていて、自身も作っていますそれがあの有名な「魔笛」です。だからオペラを初めて聞いてみようという人にはぜひ「魔笛」をおすすめします。
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