映画音楽をたくさん制作したショスタコーヴィチ

映画音楽をたくさん制作したショスタコーヴィチ

映画音楽をたくさん制作したショスタコーヴィチ

2024/02/14
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。


ショスタコーヴィチというと、交響曲第5番「革命」など、結構難しいイメージをお持ちだと思うのですが、実は結構ライトな曲もたくさん書いているんだよね。。
軽音楽やジャズなんかも作曲しているんだけども、時の政府関係者から「ブルジョア的」であると批判され、彼の地位はどんどん下がっていくことになるんだ。

それでも、彼は自己表現をしたく、映画音楽をいくつか手掛けることになるんだ。映画音楽というジャンルが出てくることが、これまで紹介した作曲家と違っているよね。
そう、ショスタコーヴィチは割りと新しい人なんだよ。

映画音楽は彼のライフスタイルとも言えるべき、数多くの作品を生み出すのだが、やはり共産主義ではないと批判をうけ、結局彼は共産主義の方々に喜ばれる作品を作ることになり、こんなシーソーゲームがこのあとずっと続いていくんだよ。
映画も音楽もプロパガンダに利用されるものなので、彼は意志とは関係なくこういった活動に利用されることとのなってしまうんだよ。

生涯で彼は約40作品もの映画音楽を制作している。しかしその編纂を見ると、歴史を追って共産主義的な要素の高い曲が作られているんだよ。
大変だよね。
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