少年期から青年期のショスタコーヴィチ

少年期から青年期のショスタコーヴィチ

少年期から青年期のショスタコーヴィチ

2024/02/12
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。


さて、話がだいぶ難しい方に行ってしまったが、ショスタコーヴィチ少年について今回は紹介するね。
以前、ショスタコーヴィチ少年が音楽学校ではなく商学校に何故か進んだという話を書きました。ちょっとまだ、細かいことはわからないんだけど、ソ連時代に労働学校というものがあって、その前身がどうも商学校という形だったようで、
この労働学校を調べてみたら、社会ポピュリズム教育も行う総合学校だったようで、だとすると革命一家だったショスタコーヴィチがこの学校に通っていたこともなんとなく理解できるね。たぶんこんな感じじゃないかな?

で、ショスタコーヴィチ少年は同時に音楽院にも進んでいてここで専門的に音楽のことを学ぶことになるんだよ。
ちょうどこの頃は第一次世界大戦での敗色が濃くなってきていて、ロシア革命が起こる時期なんだよね。

勉強も順調に進んでいたんだけど彼が16歳の頃にお父ちゃんが突然死んじゃうんだよね。
一家の大黒柱を失ったショスタコーヴィチ一家。どん底まで落ちてしまうんだ。

彼は家計を助けようと働きに出ることを決めますが、お姉ちゃんが「あんたは天才なんだから学業に専念しなさい!」と言って彼を頑張って学校に通わすことになるんだ。
でも家は酷い貧乏。一日1食しか食べられなかったり、家賃が払えなくて裁判所から呼び出しを食らったり、それはそれは悲惨だったんだよ。

でも彼はなんとか音楽院を卒業して、その後は家計を助けるためにピアニストとして演奏活動に取り組むんだよ。
演奏活動とと行ってもこの頃は映画館で無声映画のピアノ付けのアルバイトが中心だったんだけど、この経験がこのあと色々生かされていくんだよ。ちなみにこの頃は全然作曲活動をしていないんだ。稼ぐのに必死だったのかな?
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