社会主義へと進むソ連 ショスタコーヴィチは?

社会主義へと進むソ連 ショスタコーヴィチは?

社会主義へと進むソ連 ショスタコーヴィチは?

2024/02/01
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。


ショスタコーヴィチが生まれてしばらくして、第一次世界大戦が始まるんだ。第一次世界大戦は、ドイツ・オーストリア・オスマン帝国などが中心の同盟国と、イギリス、フランス、ロシア帝国を中心とした連合国に分かれて戦った史上最悪の戦争。因みに日本も日英同盟を結んでいた関係でちょっと参加しているんだ。

結局この戦争は参加した国は消耗だけして勝者のない戦争と言われている。
近代戦争であったために死者もすごかったけど、出費も半端なかったんだ。

ロシアはこの大戦でも負け続け、国内で物資の不足など、民衆の不満が高まっていったんだ。このことから、帝政や戦争に反対する運動が起こった。いわゆるロシア革命が起こるんだ。

この革命でロマノフ朝は300年の歴史に終止符を打つことになり、ニコライ2世一家は子どもも含めて全員銃殺されてしまう。何かの映画で見たけど悲惨だったよ。

さて、ロシア革命で民衆はこれで自由になって素晴らしい時代が来ると信じていたと思う。この頃ショスタコーヴィチは10歳。ショスタコーヴィチ一家も革命運動に共感していて、革命家を匿うなどしていた。幼いショスタコーヴィチも、革命の心を少なからず養われていったのだろう。

さて、革命はレーニンの登場で社会主義へと進み、これが民衆や芸術家への恐怖政治と変化し、その時代をショスタコーヴィチは歩んでいくことになるんだよ。
Copyright © 2012 - 2025 GOIS Inc. All Rights Reserved.