2024年のウイーンフィルニューイヤー・コンサートは

2024年のウイーンフィルニューイヤー・コンサートは

2024年のウイーンフィルニューイヤー・コンサートは

2023/12/29
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。


もう数日で新年ですね。今年最後のコラムは来年2024年1月1日に行われるウイーンフィルのニューイヤーコンサートの告知です。

注目すべきは今回のの指揮者は誰か?ということですが、今回はクリスティアン・ティーレマンというドイツ出身の指揮者となります。ティーレマンさんは2019年のニューイヤーコンサートでも指揮をしていて、今回は2回目。

このニューイヤーコンサートの指揮者は、楽団の偉い人が決めているわけではなく、団員が決めているんだよ。だからオーケストラの信頼関係が良くできている人が選ばれるんだよね。
このティーレマンさんは、ワーグナーを始め、古典から現代まで幅広いレパートリーを持っているのですが、非常に基本に忠実というか、作曲当時の意図を再現しようとしていることが多いような気がします。

実は聞いていて少し物足りないな?と思っちゃうこともあるんですけど、何度も聞き直しすと、軽さというか音楽がいつも浮いているような感じがすることがあるんですよ。これは私個人の感想で、専門家の方に言わせると怒られそうですが、あとからじわじわくる感じなんです。

ウイーンフィルの感度の高い演奏とクリスティアン・ティーレマンさんは、きっと相性がいいのではないかな?オケも羽毛が舞っているようなサウンドを響かせるからね。

一応演奏されるプログラムを転載しておくね。参考までに。
 カール・コムツァーク:アルブレヒト大公行進曲 Op.136 ※
 ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《ウィーンのボンボン》 Op.307
 ヨハン・シュトラウス2世:フランス風ポルカ《フィガロ・ポルカ》 Op 320 ※
 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:ワルツ《全世界のために》 ※
 エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル《ブレーキかけずに》 Op.238 Teil 2
 ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇《くるまば草》序曲
 ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《遺作のワルツ》
 ヨハン・シュトラウス2世:ナイチンゲール・ポルカ Op.222 ※
 エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《高い泉》 Op.114 ※
 ヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ《ニネッタ侯爵夫人》より、新ピチカート・ポルカ Op.449
 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:バレエ《イベリア半島の真珠》より、エストゥディアンティーナ・ポルカ※
 カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ《ウィーン市民》 Op.419
 アントン・ブルックナー:ヴォルフガング・デルナー編《カドリール》※
 ハンス・クリスチャン・ロンビ:ギャロップ《あけましておめでとうございます!》 ※
 ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《うわごと》 Op.212

※印は初登場の曲です。いっぱいあるんだよね。因みにタイトルだけで判断すると、私の知っている曲は1曲ぐらいかな(笑)
ぜひBGMでもいいから見てみよう!
NHKEテレ 午後7時15分〜 2部構成です。

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